フルクラム レーシング7 フロントハブメンテナンス
自転車に乗れないので、メンテナンスをやってみた。
とりあえず、購入後一度もメンテをしていないフルクラムのレーシング7のフロントホイールを引っぱり出し、ハブのベアリングにGRP添加剤を塗布してみることにした。
準備するのは、こんなモノ
サークリッププライヤー/精密ドライバー/GRP添加剤
レーシング7のハブは、シールドベアリングが圧入されていて、キャップがOリングとCクリップでシャフトから抜け落ちないようになっているので、まずはキャップを外すためにCクリップを外すところから・・・・
Cクリップの開口部にサークリッププライヤーの爪を掛ける。
Cクリップの開口部を開き・・・
隙間に精密ドライバーの先を突っ込み、Cクリップを起すようにすれば比較的簡単に外れる。
Cクリップが外れたら、キャップとハブボディの間に精密ドライバーを突っ込んで、持ち上げるようにすればキャップが浮き上がる。
キャップ内側のOリングがシャフトのCクリップ溝に引っ掛かったところで止まるので、力技で引き抜くと・・・・
すると、シールドベアリングが顔を出す。
シャフトの溝。内側がOリングの嵌まるところで、外側がCクリップの嵌まるところ
キャップ内側のOリングは、こんな感じ
精密ドライバーを使って、ベアリングのシールを外す。
リテーナーが顔を出し、構成部品はこんな感じ・・・
ここで、グリスアップする場合は、オイルクリーナーで古いグリスを洗い流して、新しいグリスを塗布すれば良いけど、今回はグリスはそのままで、GRP添加剤を塗布する。
グリス量の3~5%程度なので、1~2滴で充分。
塗布したら、シールを被せて指で押し込む。
頻繁にメンテするならシールの無い方がフリクションは少ないのだが・・・・
キャップを被せて、Cクリップを嵌めれば出来上がり!
Cクリップは無くても実害は無さそうな構造なんだけど、今回は取り付けておいた。
これを、左右やれば完了
この状態で、暫く回転させてGRPをコーティングさせれば、フリクションが減ってよく回るようになるはずなんだが・・・・・・
その上で、もう一度グリスアップメンテを行なう予定
と、メンテしてみたものの、いつになったらこのホイールで走れるんだろうか?
よっぽどのことがない限り、シールを外してグリスアップすれば良いと思うけど、ベアリングを打ちかえる場合は、キャップを外した状態でシャフトの先端を保護してハンマー叩けば抜けるはず。
やるときは、自己責任でお願いします。
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